季節の園芸相談 ナンテンの実がつかない
庭植えのナンテンに実がつきません。どうしてでしょうか。

明確な原因は断定できませんが、次のような原因と対策が考えられます。
<1>花が咲いている時に受粉しなかった。
★ナンテンは雌雄同株ですが、同じ株の花粉では実がつきにくい特徴があり、近くに複数の株を植えておくとよく実がつきます。(同じ株の株分け株は、1つに数えます。)
開花期が梅雨入りの頃と重なるので、降雨により受粉しにくくなるのも原因のひとつです。長雨の時は、傘で雨除けをするのもよいでしょう。
<2>栄養生長が盛んで枝や葉が茂りすぎて、花が咲きにくくなった。
★養分不足のほうが実がつきやすいので、肥料や水を控えて木が熟してくるのを待ちます。
<3>日当たりの悪い場所に植えている。
★半日陰でもよく育ちますが、実つきがわるくなります。日当たりと水はけのよい、やや乾き気味の場所に植えます。植えつけは3月から4月上旬および9月から10月です。冬期の乾いた冷風の当たるところは避けます。
相談員 福本誠
平成20年(2008年)1月 花緑センターだより 3号より







