季節の園芸相談 底面給水鉢と普通の管理上の違い
市販されているシクラメンは底面給水鉢がほとんどですが、栽培管理上の注意点について教えて下さい。

底面給水鉢は、シクラメンを多量に栽培する農家にとって水やりの労力が大幅に軽減したので、生産量がふえて価格が安くなり、多くの人が楽しめるようになりました。
底面給水鉢は底面に水をためているので水切れしにくく、葉や花、球根に水や液体肥料が直接かかることがなく、花弁にしみや灰色かび病が発生しにくくなります。しかし絶えず底面より水を補給しているため、鉢土内の水分量が普通鉢にくらべて多く、通気性が悪くなります。
普通鉢は土の乾き程度に応じて鉢の上から水を与えるので、やる時は、鉢底から流れ出るまでたっぷり与えます。
水やりのたびに新鮮な空気が土に入り、根の張りがよく、根腐れがおきにくくなります。しかし水やり時には、球根にかからないように注意が必要です。乾燥しやすい環境では、よく観察していないと水切れさせて枯らしてしまうことがあります。ぎて常に湿った状態になり、根が腐ってしまったことなどが考えられます。
相談員 福本誠
平成20年(2008年)1月 花緑センターだより 3号より







