季節の園芸相談 キンモクセイの花つきが悪い

秋に強く良い香りがするキンモクセイの花が咲くのを期待していましたが、少ししか咲きません。どうしてでしょうか。

キンモクセイは日当たりを好み、日陰では枝が細く、花芽が十分に育ちません。日当たりと水はけの良い場所に植え替えます。

また、キンモクセイの花芽がたくさんつくのは新梢です。梅雨明けまでによく伸びて、充実した枝に花芽をつけて、秋に開花します。枝が伸び出してから剪定をすると、花芽ができる枝を切ってしまうことになります。枝が少し伸びすぎでも、切らなければ秋には咲きます。

毎年剪定する場合は、枝が伸び始める前の3月上中旬か、前年の花後の10月中下旬に剪定します。花が咲き終わった枝を、基部から長さ5~10cmのところで切り詰めます。この方法は枝が短いので、花数は少ないのですが、毎年花と香りを楽しむことができます。

なお若木のうちは生育が旺盛で、徒長枝を伸ばし、花をつけません。特に水や肥料が豊富な場合、徒長枝が多くなります。

相談員 福本誠
平成20年(2008年)7月 花緑センターだより 5号より

緑の相談所