【西播磨地区】花緑いっぱい運動推進員 ワークショップ「シカ・イノシシに食べられない花壇づくり」を開催しました
西播磨地区の花緑いっぱい運動推進員を中心に、ワークショップを開催しました。
このワークショップは推進員の知識や経験の向上とともに、地域で花緑でのまちづくりを活動されるみなさんとの交流を図る事業です。
日時:令和6年6月21日(金)10:30~14:00
場所:講義/世界の梅公園(たつの市御津黒崎1858-4)、実習/同上敷地内
テーマ:シカ・イノシシに食べられない花壇づくり
内容:個体数が従来の9倍に増加していると推計されるシカやイノシシによる農作物や果樹の被害についての講義と、公園内に害獣の嫌い(不嗜好性)な植物を植栽しました
講師:飯塚優子さん(花と緑のまちづくりセンター:緑の相談員)
受講者:21名
主 催:公益財団法人 兵庫県園芸・公園協会、兵庫県中播磨県民センター
明け方までの大雨で開催が危ぶまれましたが、講義が始まる前には曇り空となりました。
午前中は園内のあずまやの2階で“シカ・イノシシの食害を受けにくい花壇のノウハウ”について、害獣対策の歴史や生態を含め、害獣を寄せ付けない手法について、資料を使って見識を深めました。
午後は晴天に恵まれ、夏至の強い日差しの下、園内の梅の木のふもとにジキタリス、クリスマスローズやフジバカマなどの害獣が苦手な植物を植栽しました。
瀬戸内海を見晴らす山上に造られた公園内の芝生には大量のシカの糞が落ちており、せっかく植えた花々がこれからどうなるのか?効果が楽しみです。